木っ端拾いの材木流し

Cannot see the wood for the trees.

そのキーワードは本当に必要なの?

現状ではキーワードが「よく使われている」かどうか(日記に書かれているかどうか、ではなくてキーワード経由で日記を見に行っているかどうか)を計る尺度がないから、登録する人が「複数のユーザーにとって有効だと思うし俺は使うんだ」と主張すれば、それを積極的に否定する事はできない。
最近「意味」を削除すべきかどうかが話題になっていた。私にとって必要かと聞かれれば不要なものだ。他の人にとっても、登録したユーザー以外に使われているとは考えにくい。そこで実際に調べてみた。
意味」が登録されたのは2004/02/22。2/22の「意味」を含む日記は400近くあった。その中でリファラーが公開されている日記をいくつかピックアップして、「意味」からのリファがあったものをカウントしてみた。
ピックアップした47の日記のうち、「意味」からのリファがあったのはわずかに4。参照件数はすべて1だった。少なくとも、複数のユーザーに利用された形跡は認められない。2〜3割の日記にリファが残っていたならまだ「仕方ないか」とも思えるのだが、これだと登録した本人が使っているかどうかも疑問だ。
キーワードを登録する理由として「そのキーワードがどれくらい、どんな風に使われているかを俺が知りたいから」というのを挙げる人がいる。キーワード作成のガイドラインには「多くのユーザーに有益である事」という条件があって、あるユーザーが使われ方を知りたいという理由だけでキーワードを登録するのが適切かどうかには議論が残る。
仮にその理由が認められるとしても、多くの人に影響(それが害であるかどうかは問題ではない)を及ぼすキーワードシステムに、登録した本人すら使わないようなキーワードは登録すべきではないと思う。