木っ端拾いの材木流し

Cannot see the wood for the trees.

眠れない…

やっつけで深夜映画の感想など。
・「ゲーム
後半だけ視聴。性格の悪いお金持ちの親父(マイケル・ダグラス)が、軽い気持ちで参加したゲームから不条理な災難に巻き込まれていく。
信じていたものに次々裏切られていく主人公を楽しむお話。ブラックなクリスマス・キャロル。悪の組織も銃撃戦もあるんだけど、主人公はほとんど活躍しない。最後に愛を持ってくれば良いってもんじゃないだろ!と突っ込みたくなること必至。
『扉が開いたら、そこに真実があったりなかったり』
・「JSA
中盤から視聴。韓国・北朝鮮軍事境界線JSA:Joint Security Area=共同警備区域)で起こった発砲事件。2名の死者を出したその事件で、生き残った両者の証言が食い違う。藪の中の真実を解明するため、中立国から一人の女性捜査官が派遣されてくる…
南北分断の悲劇をひしひしと感じるサスペンス。起こってしまった事件を女性捜査官がひも解いていく。明かされた真実が苦く、切なく胸に残る。話のちょっとした所で語られる登場人物の嗜好や特技、国家情勢といったものが緻密な伏線となっていて、最後まで目が離せない。ぜひもう一度観たい。お勧め。
『ことばの通じあう者同士が戦うというのは…』
・「タワーリングインフェルノ
中盤から視聴。有名。最新鋭の超高層ビル(タワーリング)で火災が発生、落成式に集まった紳士淑女が地獄(インフェルノ)を見る。
小さい頃に観て、人が落ちるシーンがトラウマになった人もいるかも。今観ると人の落下はそんなに多くない。ラピュタの方が残虐だと思う。
『みなさん、家に帰るまでがタワーリングインフェルノです』
いじょ。