木っ端拾いの材木流し

Cannot see the wood for the trees.

情報の見極めは慎重に

ソース:UK-taniyama's cocolog
経由:外かんのできる街で
ココログのページがGoogleインデックスから削除された?に関連して。


「株式会社 ウェディングが悪徳*法?マニア*クスを訴えるのか?」だとGoogleからはばにされてる?
これは単にGoogleがクロールしていないだけではないでしょうか。
所謂Google八分(UK-taniyamaさんは『Googleからはばにされる』と表現しています)と呼ばれている現象は、Googleのインデクスに登録されていたページがクレーム等の理由でGoogleによって人為的に削除される事だと理解しています。(はてなのキーワードの説明文はもう少し感情的ですね。) 現状では確かに「site:uk-taniyama.cocolog-nifty.com 株式会社ウェディング」だと1件もヒットしません(2/10現在)が、以前はヒットしていたのでしょうか。
site:uk-taniyama.cocolog-nifty.com」とすると、ヒット件数は「約215件」と出ます。そして検索結果をすべて表示しても、検索結果に出てくるのはそのうち145件だけです(2/10現在)。UK-taniyamaさんの所の記事が全部で何件あるのかは分かりませんが、全ての記事がインデックスに登録されてはいないでしょう。Googleに引っかからなかった事を以ってGoogleからはばにされたと言うには、もう少し吟味が必要だと思います。
予防線その1。『Google八分にされたと決め付けてる訳じゃないんだから言ったって良いだろう』と考える人もいるかも知れません。でも今その記事が公開されれば、他のサイトで誰かが『ココログでまたGoogle八分!?』という記事を書くのは必至です。『!?』を付けないサイトもあるでしょう。そして曖昧な情報が誤解を含んだまま拡散していきます。書き手の意図が受け手に誤って伝わるのを完全に防ぐ事はできませんが、誤解を与えにくいように書くのは書き手の努力でできる事だと思います。
予防線その2。私はUK-taniyamaさんの記事がGoogleからはばにされている可能性を完全に否定している訳ではありません。後からGoogle八分を裏付ける情報が出てくる可能性はあります。この記事自体には注目していますし、続報が気になる所です。
予防線その3。『情報はスピードが命、とりあえず現状と予測を公開するのが大事』という意見もあります。確かにそういう側面もあります。ただその場合、予防線1で言ったように誤解を招く表現をなるべく排除する事と、予防線2で言ったその後どうなったかを追加情報として流す事が必須だと考えます。実際、最初に出した予測が間違っているという事はいくらでもあります。情報が間違ったまま伝わるのを防ぐのが大事だと思います。


ちなみに。
Re: 株式会社 ウェディングが悪徳商法?マニアックスを訴えるのか?
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