木っ端拾いの材木流し

Cannot see the wood for the trees.

感想とか

ポポロクロイス。新章に入る。新しい黄金の鍵を探すピノンとマルコ。冒険の末鍵を手に入れ、ルナは再び陸に上がれるようになるが、突然空を走った稲光によって、3人を除いた国中の人が石になってしまう。3人は帰還したピエトロの妹の船で、石化の魔法を知る海の妖精王に会いに行く事を決める。
本作は実に見る人を飽きさせない。その理由のひとつは、ピノン達の個人的な物語とポポロクロイスの命運がかかった物語が常に並行していて、それが無理なくリンクしている事だと思う。
前章でピノン達は結果的に国を救ったが、それと並行して友達を騙しているというルナの葛藤の物語が描かれていた。前話が新章との繋ぎだったにも関わらず中だるみを感じさせなかったのは、ルナの物語に区切りをつけるのに必要な話だったからだろう。
この構造は新章でも同じで、冒険の終わりには恐らく再び黄金の鍵を失った後のルナとの別れ、ルナの母との和解から帰還への物語が描かれると思われる。それがまた楽しみ。
君が望む永遠。遙、良すぎ。完全に主役を食っていた。後で改めて書く予定。
MEZZO。メソじゃなかったのか。メソで良いや。