木っ端拾いの材木流し

Cannot see the wood for the trees.

君が望む永遠 第8話

あー、昼メロだ。
水月は孝之の部屋に引っ越してきて同居を始めるが、心が通わない生活に精神的に追い詰められていき、遙に会わないで欲しいと言いだす。一度は了承した孝之だったが、数日後にバイト先の近くに現れた茜を見て、心配を抑えきれず病院に行ってしまう。
相変わらず見ていて胃がねじ切れそうな展開。二人のうちどちらかが誰かに相談できれば展開も変わるだろうに。
といってもフィクションなので、与えられた人間関係の中で孝之が取りうる行動は限られる。
実はこの話では、遙が孝之に完全に見捨てられる、というパターンはあり得ない。遙の両親が孝之に彼女を支えて欲しいと頼んでいるからというのもあるが、孝之が遙の事故を自分のせいだと感じているからだ。今回はそれを受け手に再認識させる話でもあった。
となると、彼の選択肢は

  • 水月との生活を決意して、遙と一線を超えず引かず(いや、引いてもいいけど)の付き合いを続けながら遙の両親と今後のことを話し合う
  • 万難を排して遙と付き合うことを決め、水月に別れ話を持ちかける

くらいしかない。あと自発的ではないけど、

  • 水月に愛想を尽かされる

というのもあり得る。
茜は…よく分からないな。姉と先輩の二股かけてるのを見ているのに「それでも好き」とかやるつもりなんだろうか。現役高校生でもそれほど馬鹿じゃないと思う。母性をくすぐる要素も孝之には特にないし。